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2005/09/17

共通の音楽

 一昨日の朝、いつものようにタブラのサイトウ尚登くんと練習してたんですよ。で、僕が長めのティハイをムクラの前に入れサムに来た瞬間、窓の外から”きゃばっ(greatの意)”って叫ぶ声がして思わず止めると、ネパリが玄関から入って来て、”やーなかなかやるじゃないかぁ、今度オレのオヤジを連れてくるから練習するといいよ。ネパールで結構有名な奏者なんだぜ(えいご)”っていうじゃないですか。
で、今朝同じ頃、また練習してると、件のおやじさんも一緒で、訳の分からないうちになんか練習付き合ってもらってるオレ・・
”いやあ、最近全然叩いてなくてねぇ・・”と言っていましたが、naの音とか凄い通る音してるんですよね。円熟というか経験を感じさせる方でした。何より人の良さそうな笑みが忘れられません。
いきなり来て、国も言葉も世代も違うし、きっと街ですれ違っても何の接点もない同士だった筈ですが、ルールの決まっているインド(圏の)古典音楽ってすごい便利というか、音で会話できるってんですかね、改めて不思議な感覚ですよね、これは。しかもインドならともかく名古屋郊外の自分の部屋では。
ちょっとややこしいバンディッシュだったので、多少崩してシンプルに弾いてたのですが余計な心配だったみたいで、なんか嬉しかったな。あぁ、わかってるよ、この人・・って。

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コメント

音を聴いて、突然ですか?
なんだか、とってもいい話ですね。
決まり事あっての自由、というか。
あらためて、インド(圏)音楽って、すごいですね。

投稿: し | 2005/09/17 13:25

>決まり事あっての自由
そうそう、中学の修学旅行の時は、規則づくめで、そのすれすれで遊ぶスリルみたいなんが楽しくてしょうがなかったですが、高校の修学旅行の時は、わりかし自由で主体性を求められちゃったんで、なんか物足りない思いがしたものです・・
ってちと例えが違うかも。

投稿: | 2005/09/18 04:01

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