« 2006年1月 | トップページ | 2006年3月 »

2006/02/15

ボロンのりえさんと、

タブラのコムロくん、シタールこうきの3人で、昨夜、ガルーバさんにて演奏でした◎
バレンタインデー特別企画という事でしたので、ボロンでいつも素敵な歌声を聴かせてくれる、黒木りえさんに華を添えて頂いた形です。

ちょっと無理を言って、ガザルを歌って頂いたのですが、独特の旋律や7拍子の拍をものともせず、とてもきれいに歌ってくれて、合いの手のメロディーを入れるのが、とても楽しかったす。
流石だな、って思いました。
恋人へのせつない気持ちを込めたガザルだったのですが、いかんせんメロディーは妖しげでしたので、バレンタインデーらしかったかどうかは、棚の上においとくとして(笑)、後半はロマンティックなラーガの代表格、ラゲシュリのバンディッシュを唄って頂いたので、しっとりうっとり、ぶりぶりで☆

いつも気持ちよく演らせて頂いているガルーバさんは、雰囲気も良く落ち着いた素敵なお店です。限定日のメニュー、ブイヤベースのシチュー最高です。
栄に行ったら皆様も是非に。特別な夜が演出されることでしょう。

来月はホワイトデーに、とのお話でしたので、これはもう、ボロンの相方、加藤くんに出演交渉せねば・・と目論んでおります。

あ、そうそう、そういえば昨日の衣装は奇しくも3人とも、カタックのatsukoさんに頂いた衣装を着てやらせて貰ったんですよ、
代表しまして、衣装にて参加ありがとう~☆ いい仕事っぷりでした、全く。>atsukoさん

前回の日記を書いた時、少々落ち込んでましたが、メールやコメント下さった方、ありがとうございました。みなさんにチカラ頂いてます。
感謝☆

+++

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006/02/11

ぼくに何ができるだろう

何もできやしない。

彼とは10年前カイロのスルタンというゲストハウスで出会った。 その時宿泊していた数人とで、一ヶ月ほどだろうか、共に語らい、唄い、食事をつくり、街に出掛けたり、思い出深い時間を過ごさせて貰った。
僕のギターで彼は、これしかできないんですけど、と言ってRolling StonesのSympathy for the Devilsを恥ずかしそうに弾いていた。選曲にしびれた僕は、Stonesの他の曲をいくつか教えてあげたんだけど、びっくりするぐらい、ひたむきに毎日練習して、しきりに僕にお礼を言ってくれた。

日本に戻ってからも、よく手紙をくれたり、豊田にいた頃も、今の長久手に来てからも遊びに来てくれたり、関西で演奏があるときは、兵庫からわざわざ来てくれたりした。

何年か前から、花屋に勤めていて、心からやりたい事をみつけた、と言ってがんばっていた。フラワーアレンジメントの勉強をしていて、いつかシタールとコラボレーションしよう、絶対いいものができるよ、と二人で話して盛り上がった。

音楽がほんとうに好きだった彼。いいライブを観た後は、よくレポートしてくれた。

そんな彼の為にできる事はなんだろう、と考えて・・
しばらく、考えて・・・

何も思いつかない・・

彼はどんな事を考えていたのだろう。
・・・わからないよ。

何もできない・・もう、お礼も言えない・・
たくさんチカラを貰ったのに僕は何もしてあげられなかった。










昨日報せが来た、

彼の最後の僕への言葉は、年賀状に書いてある言葉になった。

”またライブ、行きたいです、 今年もガンバッテ下さい!”








聴きに来てくれよ・・・ 






おれがんばるからさ・・








・・また聴いてくれよ、Aくん・・











心よりご冥福をお祈りします。

kouseidaijin_award

| | コメント (4)

2006/02/06

土曜のおまつり

「鎮守の森の宴」が長久手文化の家という、うちのすぐ近くのホールでありました。
大勢の参加者が、3時間以上にわたる公演を、こころを込め協力してつくりあげた印象深いイベントに、少なからず感動を受けました・・
静と動が心地よく混じり合い、見事な調和を成していたと思います。

僕は、小嶋さちほさんと、ボロンのステージでシタール弾かせて頂きました。
素晴らしいイベントに参加できた事、たくさんの方に出会えた事に感謝☆

翌、日曜は朝から仕事あったので、打ち上げに参加できなかったのが心残り・・

明日は師のレッスン受けて、インドの踊りの会の集まりに参加してきます。
明後日8日は名古屋、想念寺にてボロン、デュマさんとのライブに参加。

日々の練習も気を抜かず、一期一会で冬を過ごしたいものです。明日死んでも悔いのないように・・・って、だめだめ、まだ死ねねぇ~

外はまた雨が降っています。

+++

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006/02/01

冬の雨

って、なんだか違和感があるのだ。
育った千葉でも冬の雨はあったと思うが、記憶に残っているのは富士山まで見える澄み切った空。北海道に至ってはせっせと雪かきをしながら、屋根の上から雄阿寒を眺めてた。そもそも冬ってあんまり日本にいなかったような・・・
春を呼ぶ雨だと思う事にしよう。
インチキがばれる類のニュースにはうんざりだー(意味ない叫び)。

暇だと思っていた一月も、終わってみれば、目の前の事にあっぷあっぷでしたよ。
年末から師に習っている新しいラーガ(インドの旋律)、ダルバリカナラとチャルケシ。チャルケシはともかく、ダルバリはKing of Ragaと呼ばれるだけあって、深く細かい表現を体得せねば弾けません。奮闘継続中。
週ごとに1,2本の演奏やリハにでかけるも、頭ではダルバリが流れながら、まだ十分に弾けないので、実際の演奏ではヤーマンなど弾き、ダルバリで滅入りそうな気分を払拭しつつ発憤。
SASでの演奏は華やかなので、気持ちよく弾けました。いろんなとこにいけるので勉強になります。
タブラ・コムロくんとの演奏は、最近とみに息が合う(というか合わせてくれる)ので、嬉しくてしょうがないです◎
そして、印象深いのが、栄ガルーバさんでのガタム・マッハくんとの演奏。彼、一年ほどインドに行ってしまうので、お互い気合い入りまくりで、なんだかとてもテンションの高い演奏となりました。楽しかった☆

そんななか、副業兼趣味?のJaganath Recordsの作業も夜を徹しながら精出しとりました。頼まれもののCDマスタリングやホームページの作成です。
で、完成したページがこちら、仕事でも大変お世話になっている二胡奏者の中村ゆみこさんのページです☆
http://homepage2.nifty.com/yumiko-doremi/

つたない技術とセンスですが、僕自身のページより数段丁寧に作ってみました(笑)。よければ覗いてみて下さい。

雨やんだかな・・?やんだら、ダルバリ唄いながらアピタにフリースのズボンを買いにいくのだ。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2006年1月 | トップページ | 2006年3月 »