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2006/12/05

埼玉のエローラ石窟を模したホール

にて、先週金曜、土曜と演奏でした。
作曲家の芥川也寸志が設計・監修し、先日ブログにも書いた、フルートのP.ランパルはじめ世界の名だたる演奏家たちが、ギャラ無しでも出演したい、というほど、音も響きも素晴らしいホール。
インドのエローラ石窟を思わせる石造りの壁だとか、500人以上のキャパにもかかわらず、生音で演奏できた事、よき経験となりました。
もうね、これこそマスタリング仕事で目指すリバーブ感だぁ~、と思いましたよ。

Ellora_hall_2Img_0004_1 ※リハ中なので私服っす。

『音のフリカッセ~中世ヨーロッパから辿る音楽の旅』と題された、今回のコンサート、主催は美術グループのCON。音楽プロデュースは、自らもフルート、ウード、サズ、ギター・・書ききれない程の楽器をこなす黒澤邦彦氏。グレゴリオ聖歌や、料理の監督まで、持ち前のやわらかな人当たりでこなす様は、まさにアーティストと職人とコーディネイターと気さくな兄さんを足して4で割らない超人ぶりでした。

出演者も皆、持ち味を活かした素晴らしきパフォーマンス。
複雑な旋律を少しのピッチのゆらぎもなく歌いあげる、ソプラノの山崎佳奈さん始め、 ギターの幅広い可能性を再認識させてくれる中西文彦氏。圧倒的なエネルギーとほとばしる情熱を惜しげもなく披露してくれたGipsy Grooveのおふたり。見事な結束とゆるやかな雰囲気を醸してくれたSazoozのお三方。華を添えると共に潤いある澄んだ歌声をきかせてくれた、ボーカルの亀田まいこさん、小板橋八重さん。そして、インド古典の伴奏も見事にこなしてくれたタブラの石田紫織さん。かっこよかったよ。

そしてグレゴリオ聖歌の皆さんとも、共演させて頂きました。
今年のナマステインディアにて演奏したニシャートカーンが参加しているMeeting of Angelsというアルバムがあるのですが、これもグレゴリオ聖歌との共演で、非常に興味深い試みだと思いました。宗旨は違えど、神に祈る気持ちは皆同じ。そんな事を想いながら、アラープを弾いておりました・・・

翌日の名古屋での「初霜の饗宴」出演の為にとんぼ返りでしたが、参加者すべての鋭気と感性に触れられる事ができ、豊かな気分で、新幹線のデッキにて放心してました(土曜最終の自由席は満席で座れず・・・)。

会場も内容も良きコンサートでした。また皆と演れるといいなぁ・・・(放心)

あ、あと、1日目の夜に入りにいった、隣町の野田市の”潮の湯”、そーとーよかです。壺の湯が非常にツボで、たこ気分でここでも放心・・・

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コメント

はじめまして。
12月2日のエローラのコンサートで初めてこうきさんを知り(シタールデビューでした)素敵な音色と演奏に魅了され、こうきさんにも魅了されてしまいました。
pcでやっとここまで辿りつき、はしゃいでいます。
私は札幌に長く住んでいたので、阿寒に居たこうきさんを知ってますますはしゃぐばかりでして…。
今はクラシックピアノを教えていますが、これからはインド音楽にも興味を持てそうな気がします。
また生で、こうきさんの演奏聴ける日を楽しみにしています。ブログも楽しみにしています。
ところで野田市の“潮の湯”そーとーよかでしたか…。私もタコになろうかな~
音楽の話題に触れずファンレターになっちゃってごめんなさいです。

投稿: ゆみ | 2006/12/05 03:45

おや?サイタマにもこんな素敵なホールが・・・・・・知らなかった。

投稿: どんちゃん | 2006/12/05 08:25

*** コメント付けられないとの連絡を頂きましたが、3日に渡るサーバーメンテだったようです。どうぞ御了承下さいませ ***

投稿: こ | 2006/12/07 15:30

〒ゆみさん

タコ化しに行って来てください。是非◎ 最高ですタコつぼ。
たどり着いて下さいましてありがとうございます。嬉しいです♪
クラシックピアノの世界とは、だいぶ音楽観が異なるやもしれませんが、インドクラシックの世界も深い精神性があって、地理的にも感性的にも日本人に近いものがあるような気がしてます・・
また機会がありましたら聴きに来てくださいませ◎
お会いすること叶いましたら、是非とも北海道旨いもの、綺麗なもの談義をしましょう~

〒どんちゃん

松伏町には、ここのホールのみならず、立派な建物があまた建立されておりました。最初、ホールと間違えてゴミ処理施設に入ってしまった僕でした・・・さいたま、すげーっす。

投稿: こ | 2006/12/07 15:38

わ~ステキなホールですねぇ。大きいです~。
あの岐阜羽島のサラマンカホールを思い出します。こーき師匠ご活躍。忙しそうだぁ。
私12月はユミさんのとこでレッスン受けてきま~す。

投稿: SHAZIA | 2006/12/07 18:29

多忙なこうきさんからメッセージが頂けるなんて嬉しいです(^^)有り難うございました。
インド音楽の精神性が少しでも分かるようになりたいです。ピアノでも弾く事は出来るのかなぁ。
エローラホールと間違ったゴミ処理施設、かなりなものなのです。
私の地域では今年やっと分別が始まってようやく慣れてきた状態でして、今まではあの巨大焼却炉で全て燃やしていたのだからビックリです。例えばアルミホイルなんかもです(@_@;)

投稿: ゆみ | 2006/12/08 02:17

ぁ・・・・・ その日埼玉にいた・・・


只今・・・長野県のどこかに潜伏中・・・・・・・

探さないで下さい・・・・・ お願いします


壁|д ̄)チラ

投稿: まる | 2006/12/08 19:53

まあ素敵!読んでいるだけでも音の響きが伝わってくるようね。
こんなところで沢山の人に幸せを与えることが出来きる、そういう仕事って本当に素敵。
英語も子供は音楽で断然早く覚える。音楽は人間の生活になくてはならないもの。ヤスミンは毎朝機嫌がいいと沢山歌を歌って一人で踊っているの。なぜそんなに歌ばっかり歌うの?と思うほどなのよ。こちらまで楽しくなってしまいます^^

投稿: changmi | 2006/12/11 17:09

〒SHAZIAさん

おお、サラマンカ~。あそこもよかホールでしたなぁ。
さらまんか~・・って、なんか響きもよかまんか。
ゆみさんとこのバリ舞踊レッスンも面白そうまんか。がんばりまんか。
ところで、来月インドなので、良かったら例のモノ調達してきますよ。後でメールでもしまする。

〒ゆみさん

こちらもゆみさんですね、どおも◎
ピアノでインド音楽は・・演奏前にちょろちょろっと調律を・・・って無理か・・
でも、西洋から逆輸入されたハルモニウムなんかもありますし、ピアノでラーガを弾く方もインドにいるそうですよ。
打弦楽器のサントゥールはピアノのルーツですし。
そもそも音楽に分類などナンセンスなのです。でもゴミは分別しないとね・・・


〒まるさん

なぜか各地に潜伏中ですね。
僕も各地に潜伏中です。今日は岡崎に潜伏予定。潜伏いいっすよね。
潜伏同好会つくりましょう。

〒changmiちゃん

先日演奏させて頂いた大磯のエピナールhttp://epinard.netさんでも、音楽、ひいては文化は生活になくてはならないものという理念のもと素晴らしい空間を演出されておりました。
やっぱね、そうなんですよ。そうゆうことになってるんですよ。ヤスミンはわかってるんですよ◎

投稿: こ | 2006/12/14 11:35

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» 「野田潮の湯」 (温泉) [まろまろ記]
泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉 大盛りの聖地への巡礼後に訪れた、千葉県野田市にあ... [続きを読む]

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