« 帰国したら・・ | トップページ | 追想記その2 ボーカルレッスン »

2007/03/20

追想記その1 コルカタでの演奏

数回に分けて、今回のインド滞在の報告を書こうと思います。
お時間ある方、お付き合い下さいな。

1/1~3/12までの今回のインド、たぶん7回目の渡印でしたが、アミットロイに師事し、日本で練習生活を初めてからは2度目なんです。
それ以前はギター抱えて、都市部を避けるような旅をしておりましたが、今回初めてコルカタにて長期滞在する事ができました。

師の生家を訪れ、たくさんのコンサートを観ることができ、とても充実した日々でした。

僕にとってのコルカタ(旧カルカッタ)は、何と言いますか、とっておきの都市で、音楽的に成長した後、ゆっくり滞在したいとかねがね思ってました。
それまでのインド音楽的体験はほとんどバラナシです。
充分に成長できてるかどうかはわかりませんが、今回それが実現でき、とても嬉しいのです。

なにより感慨深いのは、コルカタで初めて演奏の機会を持てた事です。

3/10日本語会話協会主催のイベントがKALAKUNJというホールで行われ、そこでゲストとして演奏させて頂きました。
1月にザキールフセインとプルバヤンチャッタルジーとが最高の演奏を繰り広げた、KALAMANDIRの下のフロアにあるホールです。それだけでもなんか嬉しい・・
カタックダンサーの廣光恵さんがアレンジして下さいました。

Image186i
タブラの伴奏はモロイバネルジー氏。人柄の良さが音にも表れる、正確かつパワフルでラーガにとけ込むような素晴らしいタブラ奏者です。胸を貸して頂きました。
アナウンスで、師のアミットロイ、その師のニキルベナルジーの名前と共に、僕の名前が紹介されると、師たちの名前を汚すわけにいかない、と自然に気合いが入ります・・
ひとつひとつの音に気持ちを集中し、派手でなくてもいいから、練習してきた事をしっかり弾こうと心がけました。

続いてのステージでは、恵さんの伴奏に参加。
Image188iタブラのモロイダーと僕とに加え、ボーカルとハルモニウムにシャンカールチャクラバルティ氏、そしてボル(カタックのステップを声で唄う)で、恵さんの師のスラバニバネルジー女史、というそうそうたるメンバー。
シャンカールダーの唄はほんとに美しかった・・
そして、スラバニさんは日本で何度もステージをみせて頂いた、素晴らしいカタックダンサーでもあります。
もうね、光栄ですよ・・
主役の恵さんは、もうコルカタに何年も留学し、がんばっている方で、それだけにそのカタックも芯が強く感じられ、惹き付けるものがありました。
あのどたばたのインドの段取りの中、しっかりと自分のパフォーマンスをこなすって、結構大変だと思うんですよ。コルカタでの暮らしぶりを垣間見ても、なんかかっこいい方。

そんなこんなで、僕らのステージは終了しましたが、終演後、たくさんのインド人から、話しかけられ、良き感想を頂けたのが、何より嬉しかったです。
警備のおっちゃんまでもが、なかなかよかったぞ、と握手を求めてきてくれました(笑。

恵さんからのメールでは、後日、違う場所で、「メグミヒロミツよね?こないだのパフォーマンス良かったわよ、コーキヨシダの演奏も良かったわ」 と名前まで覚えてくれてた方もいらっしゃったそうです。
まぁ、わざわざ悪い感想を言いに来る方もいないかもしれませんが、ありがたいことです。

今まで、日本からのポートシティであるがゆえに、渡印の度にいち旅行者として訪れてはいたコルカタですが、演奏者としてステージに上がれた事、やはり記念すべきことでした。

またがんばろっと・・

|

« 帰国したら・・ | トップページ | 追想記その2 ボーカルレッスン »

インドの話」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
戻られたのですね。
廣光さん良い感じですよね。
私はもう少しでリハビリが終わりそう。でも油断はできません。…敗者復活戦はもうすぐかなー…。

投稿: miyabi | 2007/03/20 17:21

他国の音楽をやる人間にとって、本国での演奏は、演奏家冥利に尽きるものですよね~
ぼくもがんばりまーす。

投稿: oka | 2007/03/21 12:41

どうもお疲れさまでした&ありがとうございました!シタールの演奏、とっても良かったですよ。待機しながら後ろで聞いていました、私。リハのときよりまたずっと良くなっていたと、モロイ先生も言っていました。また是非いっしょに何かやりましょう。

Kokiさんがスラバ二さんのファンだったとは。。。。うれしいですね。彼女はまさにカタックのKatha、情緒あふれる「語り部」です。切れのあるピュアカタックも素晴らしいです。プラス、とってもいい先生です。

私たちの名前を覚えてくれいた方は、正確には、ベンガル風に、Kokiさんのお名前は「かーき やしだ」、私の名前は「まがみ ひらみつ」と発音されていました。。。

投稿: めぐみ | 2007/03/22 01:02

◇miyabiさん

うわぁ、やはりまだ本調子じゃないんですね、足・・心配です・・
それでもステージ、教室を精力的にこなしてるなんて・・
miyabiさんは、もうインド公演なんて何本も経験してますよね、ほんとすごい事と改めて思いました。。

◇okaくん

ね、緊張もするし、全然できてないこととかも気になるけど、その時のベストを尽くす事、それだけですね。お互いがんばんなきゃねぇ。

◇まがみさん

あ、いや、めぐみさん(笑)、ほんとうに貴重な機会、ありがとうございます。
ご一緒出来たこと、とても嬉しいです。
そして、インドでの苦労談にぐっと来ました。。
僕も練習に行き詰まってたとき、スラバニさんのステージを観てチカラを頂きました。お名前通り、いい師に恵まれてますよね。
コルカタでのカタック、タブラ、ボーカル、ハルモニウム(すげぇなぁ、全部カタックの為ですもんね)、どれも精一杯がんばって下さい、で、是非またやりましょう。僕もボーカル練習サボらず、続けたいです。

投稿: こ | 2007/03/24 00:15

美しい音に、美しい舞
スパイシーな国での活動はピリッと締まったものでしょう 
さてさて 私も旅に出ざる終えない身体になったことを知り、毎日 思い出作りに勤しんでおります
自分のブログ友やゲーム友(ゎ~~~オタク発言だぁ・・・)に少しづつ・・・気付かれないように「さよならモーション」を送日々であります

投稿: まる | 2007/03/25 19:35

◇まるさん

なんと。気づかれないように旅立つのですか。何処に行かれるのでしょう・・
幸せの青い鳥は、案外近くにいたりしますよ(笑。

うちくる?

投稿: こ | 2007/03/28 03:40

医者に「ど~~にもなんねぇ」と宣告されちゃいました;;

投稿: まる | 2007/03/28 07:07

◇まるさん

え゛! 大変です。お大事にして下さい。
インド音楽療法などもイケるやもしれません。

投稿: こ | 2007/04/02 20:14

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/134179/14325962

この記事へのトラックバック一覧です: 追想記その1 コルカタでの演奏:

« 帰国したら・・ | トップページ | 追想記その2 ボーカルレッスン »